2014年08月02日

13期M鯖OP案

「地図によるとここが≪黄昏の領域≫。黄金の門が出現されると言われている、
地下迷宮郡だよ。迷ったり足を滑らさないよう気を付けてね。
調査するのはここを通って、マッカ側に流れた人たちの、詳細だっけ?」
「うん。調査員は各国に派遣されるけど、僕たちが受け持つのはそこだね」

勇者修行中という身の上のせいか。
旅慣れた風情のノデの鮮やかな赤毛が、風に揺れるのを見ながら、
僕らはついて行く。

今年、学校に入ってきたばかりの獣人のジュールが一番後ろについて、
時折耳を澄ましたりキョロキョロしたりしている。
こういうのを『しんがり』って言うんだって。

彼はまだ11歳では僕たちよりも随分小さいけれど、
元兵士のお母さんと一緒に傭兵として過ごしてきた時間が長く頼もしいし、
犬の獣人らしく感覚も鋭い。

「あれ…、かな…?」

迷宮郡を少し進んだあたりでノデが足を止めた。
指差す先には…。



「ライル! マッカのフィールドワーク志望したってマジぃ!?」

派手にセットしたピンクブロンドを揺らし、同級生のルビィが甲高い声で叫ぶ。

「うん。新しく同室になった子が地の利に詳しいって言うから、
興味もあったしやって見るか、って」
「それパなくねぇ!? 野蛮な部族民が、年中戦争してるってぃうじゃん!」
「ルームメイト曰く、都市部は比較的安全だし、先住民族も友好的みたいだよ」

同室の少年から聞き齧った情報で反論してはみるものの。
どうにも納得出来ないようでルビィが口を尖らす。

「ルームメイトって、あのジュールって子? 犬の耳と尻尾がある…」
「うん。魔法のことなんて何も知らないのに、
お母さんの趣味でこの学校に入れられちゃったらしくて」
「……。獣人にゎ野蛮なくらぃの国の方が似合ぅだろぉけどォ」
「ルビィ」

ライルが静かに制止の声を飛ばす。

「今の言い方は下品だと思うな。
君は学園長の娘なんだし、そういう部分には気を使った方が、
令嬢らしくて魅力的だと思う」
「っ…」

想う相手に魅力的だと言われては、彼女もそれ以上の反論は出来なかった。
わかったわよと頷き。

「でも、マッカって遠ぃし、暑ぃよー?」
「うん…。大変な旅になるとは思ってる。
でもだからこそ乗り越えたら、強くなれるんじゃないかなって、思うんだ」

分厚い眼鏡の奥の、決意に満ちた翡翠の瞳に、ルビィは大きくため息をつく。

「ほんと見た目に似合わず頑固だよね。それも…ノリ? とかって子のため??」
「ノデだよ。僕は、あの子の側にいられる男になるために、強くなるんだ」
「ふーん、妬けるぅー」

いつも眼鏡で顔を隠してはいるが、並の女性よりよほど綺麗なこの少年に、
ここまで思われる相手はどんな娘なんだろう。
ルビィは穏やかでないものを感じながら勢い良く席を立ち。

「ぁたし! ちょっとパパにぉねだりしてくる!!」

それで、このルビィという少女との会話は、終わった筈だった。



決して長身ではないものの、童顔の中にも精悍さを持つ、少年を目の当たりにし。
ルビィの頬が紅潮したのはライルの予想通りであった。

「ええ〜っ!! 貴方がノデさんなんですかぁ!? 女の子とばかり思ってたぁ〜。
想像してたよりィケメンだしぃ〜」
「え? いや、えっと、そんなことは多分…、ないけど…」
「きゃぁん、ワィルドに見ぇるのに、中身ゎ奥ゆかしくて紳士なんですねぇ☆」

ぼさぼさの赤毛頭を掻きながら照れる少年に対し、
少女は完全に猫かぶりブリっ子モードになっていた。

「ぁのォぁたしぃ、シルヴィアってゅーんですけどぉ、
この出会ぃってチョー運命的だと思ぃません〜?」
「え? あぁ、うん…そうなの、…かな。えっとシルヴィアさん…」
「ぁっ、ルビィって呼んで下さぁぃ、みたいなぁ〜?」

ルビィの勢いに圧されてノデがライルに耳打ちする。

「なんかすごい子だね。宗教か何かの勧誘?」
「気にしないで。多分次にめぼしい男の人が、現れるまでのことだから」
「ふ、ふぅん…?」

寮を後にしたライル達の前に現れたのは旅装を整えたルビィであった。
そしてその手には学園長からの命令書。
…ライルとジュールの調査旅行にルビィも加えろというもの。
ドヤ顔で胸を張るルビィを前に、ライルは大きくため息をついて、
ジュールはおどおどと両者の顔を見上げていた。

「僕が好きでついて来たんだけど、今はノデを気に入ったようだね」
「えっえっ…、ええっ!?」

異性から好意を寄せられることに不慣れなノデは、その赤い髪よりさらに赤く頬を染めるが。

「喜んだり期待したりしない方がいいよ、ルビィはその…死ぬほど…。
惚れっぽいんだ…」

彼女とは入学以来三年の付き合いになるライルが遠い目をして親友の肩を叩く。
三年の間、彼女が起こした恋愛騒動を、どれだけ見てきただろう。

「それよりごめんね、護衛なんか頼んじゃって。ノデも修業中で忙しいだろうに」
「いいよ! だってちゃんと学園を通して、勇者への依頼として頼んでくれただろ?
だからこれも修業の一環ってことになるのさ」

ルビィを同行させるに当たって、腕利きの護衛を雇うことを、学園側から許可された。
そのための経費はきっちりと、学園の方から払われるらしい。
まぁその『依頼料』は、彼の師匠である先代勇者の懐に、入る訳だが。

「うん…じゃあ、まず調査するのはこの地図にある、≪黄昏の領域≫ってとこなんだ。
土地はオーラムになるのかな、そこからマッカに流れた人たちの追跡調査をするのが、
僕たちの任務になる」
「地図? 見せて…、……うん、大体わかった。案内するよ!」

頼もしく胸板を叩くノデの様子を見て、瞳を潤ませているルビィの耳に、
ライルはこそっと囁いた。

「言っとくけど、ノデは駄目だからね。僕のだから」
「えっ」

ルビィが我に帰り振り向いた時には、もうライルはノデの隣にぴったりと着き、
視線の先には小柄な獣人・ジュールが歩いているだけであった。

「…ァンタ…そんなチビ犬の癖に、ぁたしの恋敵張ろぅっての…?」
「えっ!? な、な、な、何がですかぁ!!?;」

いきなり学園長の娘に凄まれて、罪もない可哀想な獣人は耳を伏せると、
ふさふさとした尻尾を足の間に挟んでしまった。



「あれ、って、……あれ?」

迷宮群の一端に不思議な歪みを見つける。
ノデの示唆した方角にライルが目を向けると、ジュールが素早く一行の前に立った。

「気を付けて下さい! ≪門≫は人に害のない世界とつながっているとは限らないし、
守護者と呼ばれる妙なゴーレムが襲って来る可能性もあります!!」

普段のおどおどとした態度とは違う凛とした口調と振る舞いに、
この小さな仔犬は本当に傭兵暮らしをしていたんだと、一行は改めて思い出した。

「大丈夫! 皆さんは僕が守りますっ!!」

小柄な身体に似合わない大振りな2丁の銃を構え出したジュールの頭を撫で、
ノデがゆっくりと進み出る。

「ありがとうジュール君。でも、護衛として雇われたのは、俺だからね。
俺が責任をもって君たちを護るよ」

言うとゆっくりと足を踏み出し、空間の歪みに近づいて行く。

「過剰な熱や冷気は感じない。敵意のある存在も周囲にはいないようだ。
…≪門≫の向こうから…剣戟のような音が聞こえるから、
少し警戒した方が良さそうだけど…。

ちょっと待っててね、シュリンプ・パワー・メイクアップ!!」

ノデが呪文を唱えると同時に首から掛けていた紋章のペンダントが光を放ち、
その体がふわりと浮いたかと思うと次の瞬間には大剣で武装した戦士がそこにいた。
大剣を構え、注意深く≪門≫に向かい前進し始めた、その時。
≪門≫が強く発光して二人の人物を吐き出すと急速に収縮して消えた。

黒い鎧を纏った若い男。
それから桜色の鎧を纏った女。…こちらは少し歳かさらしい。
そして何より女の方は、左胸に深い穴が開いており、夥しい量の血液が溢れ出ていた。

「ッてェ〜…! は、師匠が…ッ!! だ、大丈夫か!?」
「う…っく、…ワーズ…、わたし、は…かはッ…!!」
「師匠ッ!!?」

ちょうど心臓に当たる位置を貫かれ、言葉すら満足に音にならない状態の女を、
男は師匠と呼んで抱き上げた。

「駄目だ、これは…致命傷…か? クソッ! 俺に治癒術が使えれば…!!」
「そ、その人に、これを!!」

言うと同時にノデは手袋の下に着けていた護符を取り出し女の手首に巻き付けた。
瞬間、そこを起点に暖かく眩い光が溢れ、女の全身を包み込む。

「な…! ガキ、師匠に何しやがっ…て、え、その鎧と…紋章…。
ノデの…聖…衣? でも白なんか、見たことない…」
「……。え、っと、俺は正真正銘、ノデの勇者です…が。
えっと…本名をエヴァイス・ヘッタと言って…」
「ヘッタ? 漁師連中にそんな名前のヤツがいたか。
でもお前ェくらいの年のガキは、いなかったような…。
はっ! そ、それより師匠だ、…へっ!?」

男が、腕の中の女を見つめ、間の抜けた声を上げる。
ノデはほっと安堵の息を吐き、「間に合いましたね」と呟いた。

「だ、誰だこの女…! 師匠…? 師匠なのか!?」

腕の中には、健康的な寝息をたてながら、深く眠る若い女…いや、少女。
髪色や血染めの鎧からかろうじて、先ほどの女なのだろうことはわかるが、
その容姿はあまりにも若々し過ぎた。

「友達が、東方の治癒術士さんに貰ったらしい、お守りです。
それを付けている間は、どんな怪我も病気も、表面に現れることはありません。
表面に出ないだけで…治ってるって訳じゃないんですが…。
外見年齢が変わるのは、ちょっとした副作用のようなもので、ええと。
…後で改めて説明します」
「なん…だと? それはアレか? トウヨウノシンピってヤツか?」
「……、…多分…」

実際、ノデもその治癒術士とやらに、直接会った訳ではない。
ライルから簡単な説明を聞いただけである。

「ちょっとまてよ! ということは、師匠は…これを外したら死んじまう、
ってことか!?」
「………。そう、…なります、ね」

言い難そうに告げる声に、「有り得ねぇ」と低く呻く男。
しかし、そうなればまずこの護符を、正式に入手する必要がある。
これを売ってくれと男は持ち掛けたが、差し上げますという言葉で返された。

少女を怪訝そうに護符を眺める男に、一旦待つように言い置いてから、
ノデ…エヴァイスは一行の元に戻った。

「ごめんねライル、貰ったお守り、あの女の人にあげちゃったよ」
「いいんだ、ノデがその必要があると、思ったのなら」
「ん…。あのお守りには今まで、結構助けられて来たけど。
もう俺も、大人と同じくらい手足も長いし、力だってある」
「それに…。目の前の死にそうな人を、放ってはおけなかったんだよね」
「……」

その言葉には返さずに、ノデは頬を染めて軽く頭を掻いた。

「信じて貰えるかわからないけど、あの二人…ノデの勇者…だ。
しかもあの黒い聖衣…」

言って、その≪師匠≫から聖衣を受け継いだ筈の、ライルに向き直る。

「ライル、聖衣はある? きちんと…使える??」
「え? う、うん…」

ノデがペンダントにして身に着けているようにライルもタイピンにして、
聖衣を呼び出す触媒になる紋章を身に付けていた。

「シュリンプ・パワー・メイクアップ!!」

叫びに呼応してこちらからも、黒い鎧が召喚される。

「…うん、使え…そう…」
「そっか…」

ライルは勇者の資質は持っていなかったが、先代勇者に聖衣を貸与されていた。
本来は勇者本人にしか纏えないものだが、先代の聖衣は改造を何度も重ねていたため、
ライルにも着用出来るようにカスタム化されていた。
しかし本来の持ち主でない以上、体に掛かる負担も大きかった。
ゆえにライルは聖衣を身に付ける時間を最低限に抑える必要があった。

「解除するね?」

聖衣を元のタイピンに戻し、ライルはエヴァイスに、もう一歩近付いた。
「黒い聖衣が2つ同時に存在する…なんてことは有り得るの?」
「無い…筈…。でもあの女の人が、黒い鎧の男の人のことを、ワーズって」
「…師匠の、…本名…?」

まさかとは思うが。けれどこの世界では、あり得ない訳じゃない。
空間だけでなく、時間さえ超えることがあるのだ、この≪黄金の門≫とは。

「これは師匠に報告…かな?」
「待って」

その時、黙って様子を見ていたルビィが言葉を挟んだ。

「時間軸の違ぅ同じ存在が出会った時、特殊な干渉力が働ぃて事態を収拾する、
とぃぅ話を聞ぅたことがぁるゎ。
元の世界に戻すとか…そぅぃぅ建設的な収拾ならぃぃけど、
存在の抹消…とかになったら怖ぃじゃん…?」

彼女のいう危険性が、本当にあるのかどうかは、わからない。
けれど何もわからない以上、あらゆる可能性を想定しておいた方がいい。

「じゃあなるべく俺達だけで、解決した方がいいってことか」
「あの人たちを…元の世界とやらに、送り返せばいいの…かな?
調査に関わっているうちに、何かいい方法が見付けられないかな…」

そして彼らは。
≪門≫から現れた男女と共に調査を行い、あわよくば彼らを元の世界に送還する方法を、
探すことにしたのだった。



「調子はどうですか、イルレさん」

意識を取り戻した少女に薬湯を手渡して、ノデはライルの隣に静かに座った。
ライルはまるで医者がそうするように、脈を測ったり瞼の裏の色を見ていた。

「うん、気分が悪いこともないし、頭が痛いこともないよ。
不思議なのは、あれだけ深い傷だったのに、もう跡形もないことかな。
トウヨウノシンピってすごいねぇ!」

けらけらと快活に笑う少女・イルレの隣に立って、ワーズと呼ばれた男は不機嫌そうに、
腕を組んでいた。

「油断してはいけません。貴女の体は先ほども説明した通り…」
「うん、わかってる。心臓がない、…のよね?」

穏やかに、微笑みすら、浮かべながら。薬湯をくいと飲み干し、イルレが頷いた。

「なんだよそれ…」

ワーズはどうしても納得が行かないらしい。ギリギリと奥歯を噛み締めている。

「多分、攻撃を受けた時に、抉り出されたのでしょう。
僕も多少の回復魔法や蘇生魔法は扱えるのですが…。
出来ることは、あくまで『再生』であって、『作成』ではないので…」
「うん。『材料』が無い以上、新しく作り出すことなんて、出来ないよね」

もう覚悟は決まっていたのだろう。戦士として。勇者という名で、戦場に出た時に。
明るい笑顔さえ見せて、イルレは自身の左胸を撫でる。

「それでも有り難いよ。こうして生きて動いてるうちは、あたしはワーズを鍛えられる。
教えきれていない全部の物事を、このヤンチャ坊主に叩き込めるからね!」

 ばしばし、と。ベッドに座った体勢のまま、ワーズの尻を叩くイルレ。

「その、護符ってヤツが、心臓の代わりをしている、って…?」

疑いの眼差しを向けるワーズに頷いてライルが答える。

「正確には『心臓の記憶を代入している』ってところですね。
そこに心臓があって、どういう働きが行われていたか、を…。
他の臓器や脳の記憶から読み取って、『あるものとして』扱うよう支持を送っている、
みたいな感じでしょうか」
「……??」

やはりいまいち、この男の想像の範疇を、超えているようだ。

「いない人をいる人として、扱っているようなものです。
だから、心臓というポンプはそこにないけれど、血管は血を運んでいた記憶を元に動いて、
体中に血液を運んでいる。
内臓壁や血管壁は、簡易的に心臓の輪郭を形作って、血液を漏らさないようにしている」
「へぇ…。偉いねぇ、あたしの体」

イルレは目を丸くする。

「でもそれも護符を付けている間だけ。しかもその護符は負荷が大きいですから、
そのまま付け続けていたとしても…貴女の寿命は常人よりも遥かに短いものとなります」

それもあははと笑い飛ばし。

「何いってんの! どうせ貰い物の命よ、長生きしないなんて贅沢は言わないわ。
でも…そうね、アイツ…アイツは倒しに戻らなきゃならない。
それまで保ってくれたら…、あたしはそれで充分よ」
「ダメだ師匠!」
「いけません!!」

ワーズとライルに同時に反論され、イルレはまたまた目を丸くした。

「人より短い寿命というのは、それでも安静に安全に、生きた場合のことです!
貴女の心臓はいわば幻、少しでも激しく動くすると途端に、消えて無くなります」
「そうだ! 戦いは俺にまかせて、師匠は待っていてくれ!!」
「……大きく出たわねぇワーズ。でもね、アンタにはまだ現場で教えることが、
一杯あるのよ。
その仕事も全う出来ちゃいないのに、隠居なんかさせないでちょうだい」

肩を竦めるイルレの様子に、黙って聞いていたノデが口を開く。

「俺は…、イルレさんの気持ちが、わかる…な。
あっ、大師匠様って読んだ方がいいのかな、すみませんっ!」

あはは、わかるぅ? と、軽く手を振り、イルレでいいよと返す少女。

「例え死ぬって…言われたって、勇者としてやり残した仕事があったりしたら、
やっぱり俺も…戦場に出たくなる。
それが自分の技や意思を継いでくれる、弟子の教育ならなおさらだと思う。
俺はまだ弟子なんか持てるような身分じゃないけどっ…!
いつか、そういう存在を取ることになったら、やっぱり…。
自分の全部を懸けて、知ってることと出来ること、全部教えたいよ」

そうそう、そうなの、それよ! と手を叩くイルレに、
ライルが「でしたら…」と妥協案を提示する。

「指導ならば後方ででも出来るでしょう。
貴女は大斧を振り回す膂力と、女性ならではの小回りが武器のようですが、
出来れば今後は…指導と支援を中心に動いて下さい」
「支援、かぁ。得意じゃないんだけど…、うん…。
…掛かって来る敵から、味方を守るくらいの動きなら、してもいいのよね?」
「防衛ですか? うん…まぁそれなら、積極的に動いて行かないなら…」
「さんきゅ、そっちの方ならちょっとは、役立てそうな気もするわ。
でもワーズ? あたしが戦わないで済むように、先陣を切るのはアンタの仕事よ。
そこの指導は厳しく行くからね!!」

眉を上げて不敵に笑う少女から顔を逸らし、ふてくされたような顔をしてワーズは、
イルレに与えられた寝室からずかずかと出て行った。
posted by 裳本 都桃 at 23:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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